ここでは具体的な住宅ローンの組み方についてご説明します。
一生に何回も住宅ローンを組む人は少ないでしょう。
だからこそ、住宅ローンを組むことは一大イベントですよね。
しっかり流れをおさえておくと安心です。
チェックポイント
住宅購入にかかるすべての諸経費を加えた総費用をチェックする
まずは不動産購入以外にかかる諸経費などをすべて含めて、いったいどのくらいの額になるのかをチェックしましょう。
住宅購入にはさまざまな諸経費がかかります。諸経費などは意外とかかるものですからきちんと確認しておきましょう。
自分のライフスタイルやライフプランを確認する
今は夫婦二人だとしても、将来的には子どもが生まれるかもしれません。
そうなると教育費が必要となってきます。
自分のライフスタイルやライフプランに合わせて、金利のタイプを選択するとよいでしょう。
また、ある程度自己資金も必要となります。
住宅ローンの中には一定の額の自己資金がないと利用自体できないものもあるので注意しましょう。
収入と貯蓄額を確認し、返済可能な額を決める
ボーナス払いを利用するのももちろんいいのですが、会社の業績によっては額が変動することが考えられます。
基本は毎月払いにしておくと安心です。
生活に必要なお金や、病気や事故などの急なトラブルに対応できる額を除いて、月々無理なく返済できる額を決めましょう。
ポイントとしては、「いくらまでなら借りられるのか」ではなく、「いくらまでなら無理なく返済していけるのか」ということが重要事項です。
ローンを組むとなると長い間返済していくことになります。
できるだけ無理のないような額にしておくことをお勧めします。
返済期間を決める
返済期間を決めるに当たっては、完済時の年齢を考えることが必要となります。
一番望ましいのはある程度収入がある時までに（つまり退職時までに）完済することです。
そうでない場合でも、自分の生活の変化や子供の成長などを踏まえて返済期間を決めるようにしましょう。
住宅ローンを組むにあたって一番ベストなのは、「低金利で、できるだけ少ない額を借り、少しでも早く返済を終えること」です。
そのためにはしっかりローンを組む前に計画を立てておくことが大切です。